オンライン英会話 2021/9/27

オンライン英会話のフィリピン人講師のデメリットやネイティブ講師との違いを解説

オンライン英会話のフィリピン人講師のデメリットやネイティブ講師との違いを解説
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オンライン英会話の講師の種類は、大きく分けるとフィリピン人講師とアメリカ人やイギリス人などネイティブ講師になります。

「英会話といえばネイティブ講師」と思っている方は、ネイティブではないフィリピン人講師のレッスンで本当に学習効果が得られるのか、不安を感じることもあるでしょう。

ここでは、フィリピン人講師のデメリットやネイティブ講師との違いを解説していくので、講師選びの参考にしてみてください。

オンライン英会話のフィリピン人講師のデメリット

英語の発音の訛りが強い講師がいる

疑問に思う男性

フィリピン人講師は、英語の発音の訛りが強い人が多いというのがデメリットです。

フィリピンでは英語が公用語として使われていますが、その他にタガログ語やフィリピノ語も使われています。

つまり、常に英語を話すわけではないため、タガログ語などの発音が英語の発音に影響を及ぼすのです。

そのため、講師によっては訛りが強く、聞き取るのが難しかったり英語の正しい発音が覚えられなかったりするというデメリットが発生してしまいます。

ただし、訛りがあるのはフィリピン人講師だけではありません。

アメリカでも州によっては強い訛りがありますし、オーストラリアでもイギリスでもそれぞれに訛りがあるので、TOEFLなど資格試験を受ける方以外は気にする必要はないでしょう。

英単語や文法の細かいニュアンスの説明ができない

沈黙する男性

実際にフィリピン人講師のレッスンを受けた人が挙げるデメリットの一つに、英単語や文法の細かいニュアンスが説明できないというものがあります。

たとえば、日本語で「同様・一緒・等しい」という言葉は、「同じ」という意味になりますがそれぞれのニュアンスは違います。

日本人であれば、文例を使ってニュアンスの違いを簡単に説明できます。しかし、日本語を勉強した外国人がニュアンスを説明するのはかなり難しいでしょう。

これと同じで、英語が母国語ではないフィリピン人講師の場合も英語の細かいニュアンスまでは説明できないことがあります。

同じような意味の英語を学ぶ場合、細かいニュアンスを知ることで、どういった場面で使うのかを理解できるため、ニュアンスが説明できないのはフィリピン人講師のデメリットです。

ネットの回線環境が不安定

フィリピン人講師のデメリットには、ネットの回線環境が不安定ということも挙げられます。

フィリピンのネット環境は、日本のように整っていないため、レッスンの途中でフリーズしてしまったりサーバーがダウンしたりすることがあります。

また、台風や強風など天気の影響も受けやすいので、時期によっては頻繁に回線トラブルが起こることもあります。

ただし、オンライン英会話によっては、回線トラブルでレッスンが受けられなかった場合の保証として振替レッスンが受講できるようになっています。

他にも回線環境が安定している自社オフィスやITセンターからレッスンを提供するスクールもあるので、通信に不安がある方は保証や設備が整っているオンライン英会話を選びましょう。

オンライン英会話のフィリピン人講師のメリット

優しく丁寧に教えてくれる

英語学習者をしっかり理解

フィリピン人講師のメリットであり特徴でもあるのが、優しく丁寧に教えてくれることです。

フィリピンは親日国家であり、もともとフレンドリーでホスピタリティが高い国民性を持っていることから、楽しいレッスンになるように工夫をしてくれます。

講師によって工夫の仕方は異なりますが、たとえば、ただテキストを進めるのではなくフィリピンの暮らしについて話してくれたり、日本の時事ネタで雑談をしたりするなどリラックスできる雰囲気を作ってくれます。

また、生徒の英語レベルに合わせて発話をしてくれるので初心者でも楽しくレッスンを受講できます。

ネイティブ講師の場合、事務的にレッスンを進める人も多いので、気楽にレッスンを受けたい方にはフィリピン人講師がおすすめです。

英語の教え方が上手

フィリピン人講師は初心者に最適

フィリピン人講師は、英語の教え方がとても上手です。

フィリピンでは、第二言語(地域によっては第三言語)として英語を学んでいるため、外国語を習得する難しさや間違えやすいポイントを知っています。

オンライン英会話の生徒と同じく、英語を話せるようになるために勉強をした経験を持っているため、勉強する側の立場に立った分かりやすいレッスンを行なってくれるのです。

レッスン料がリーズナブル

フィリピン人講師のレッスン料は、とてもリーズナブルです。

フィリピンの給与水準は日本よりも低く、水準が高いとされる英語講師であっても15,000ペソから18,000ペソ(日本円で約32,000円から39,000円)ほどと言われています。

そのため、日本で英語講師を採用するよりも安い給与で雇用できることから、生徒はリーズナブルな価格でレッスンを受講できるのです。

また、英語を習得するには、できる限りレッスンを多く受けること、続けることが重要なポイントです。

料金が安ければ費用を気にせずレッスンが受けられるので、効率よく学習目的を達成できるというメリットも得られます。

英語力が高い

フィリピン人講師は英語力が高いというメリットもあります。

少し古い資料のデータになりますが、アジア諸国のTOEFLスコアで第5位(※)という実力を持つフィリピンは、英語力の高い人が非常に多いです。

※参考サイト:アジア諸国・地域のTOEFLの平均スコア 文部科学省

また、フィリピンの英語講師は給与水準が非常に高いので、英語を得意とする人がたくさん応募してきます。

いくら英語が得意であっても全員を採用することはできないので、オンライン英会話側はより厳しい選考を行ない、優秀な人材だけを絞り込んで講師として採用するため、英語力の高い講師がそろっているのです。

英語力が高いフィリピン人講師からレッスンを受講すれば、自分の努力次第で英語レベルもどんどんアップしていきます。

オンライン英会話のフィリピン人とネイティブ講師の違い

オンライン英会話のフィリピン人とネイティブ講師を一言でいうと、フィリピン人はネイティブではないということです。

フィリピンの国語はフィリピノ語(もしくはタガログ語)ですが、公用語として英語を使う(※)ため、フィリピン人は第二言語として英語を勉強する非ネイティブです。

そのため、発音がネイティブとは異なります。

一方、ネイティブ講師であるアメリカ人やイギリス人は赤ちゃんのころから英語を話せるので、英語を正しく発音することができます。

また、スラングなどネイティブならではの英語表現ができるというのもフィリピン人との違いと言えるでしょう。

※参考サイト:フィリピン基礎データ 外務省

非ネイティブへの教え方にも違いがある

フィリピン人とネイティブ講師は、教え方にも違いがあります。

フィリピン人は、日本人と同じく英語を学んで習得するので、英語を勉強する人の気持ちを分かっている講師が多く、英語初心者でも理解しやすいようにゆっくりと丁寧に発音しながら教えてくれます。

ネイティブ講師は、もともと英語を話すことができるので、英語を話すスピードの加減を知らない講師が多く、ネイティブスピードで話してしまい、生徒が聞き取れないということも多々あります。

もちろん講師によって差はありますが、どちらかといえばフィリピン人の方が丁寧に発話してくれるので分かりやすく、ネイティブ講師は英語が流暢すぎて分かりづらいというのも違いとなっています。

質の高いフィリピン人講師の多いオンライン英会話ランキング

オンライン英会話の多くはフィリピン人講師を採用していますが、残念ながら講師の質がすべて同じというわけではありません。

スクールによっては採用基準が低いところもあるため、講師の質が低く、学習効果が得られないところもあるので気をつけましょう。

ここでは、質の高いフィリピン人講師が多いオンライン英会話をランキング形式で紹介するので、スクール選びの参考にしてください。

1位:DMM英会話

フィリピン人_英会話_デメリット_DMM英会話

基本プラン/レッスン単価 6,480円/210円(毎日)
講師の国籍 ネイティブ含め約110カ国
講師数 11,000名
予約 15分前まで/キャンセルは30分前まで
受講時間 24時間
無料体験 25分レッスン×2回

120ヵ国以上の講師と毎日レッスンができることで人気のDMM英会話は、第三者機関によるオンライン英会話サービス評価、満足度調査で総合サービス評価指数No.1を獲得したオンライン英会話です。

DMM英会話はさまざまな採用活動を行なっていますが、特に力を入れているのがフィリピン人講師です。フィリピンのマニラ、セブ、ダバオにオフィスを設置し、拠点ごとに日本人スタッフとフィリピン人スタッフ、ネイティブスタッフを配置しています。

それぞれのオフィスで厳しい選考を行ない、優秀な人材だけを採用することで、フィリピン人講師による質の高いレッスンを提供しているのがDMM英会話の強みです。

フィリピン人講師のレッスンが受けられるスタンダードプランは、毎日1レッスン(25分)が6,480円(1レッスン216円※)とリーズナブルな価格なので、初めてオンライン英会話を受講する方でも安心して始められます。

※1ヵ月間毎日受講した場合のレッスン単価

公式サイト:https://eikaiwa.dmm.com/kids/

2位:レアジョブ英会話

フィリピン人_英会話_デメリット_レアジョブ英会話

月額料金/レッスン単価 6,380円/206円(毎日)
講師の国籍 フィリピン人
講師数 4,000人
予約 5分前まで/キャンセルは開始30分前まで
受講時間 6:00~25:00
無料体験 レッスン2回+日本語のカウンセリング1回

専用の通信システム「レッスンルーム」で手軽に受講できる、日本人カウンセラーによる正しい学習法のアドバイスなど独自のサービスを提供しているレアジョブ英会話は、科学的根拠に基づいたレッスンメソッドで、効率よく英語を習得できるオンライン英会話です。

レアジョブ英会話には約6,000人のフィリピン人講師が在籍していますが、採用率はわずか1%となっています。

採用率が低い理由は、英語力や指導スキルはもちろん通信環境など、レッスンを適正に提供できるかを徹底的にチェックする厳しい審査があるからです。

さらに、採用後もレッスンの進め方や日本文化の知識など英語習得の専門家が監修したトレーニングを行ない、修了した講師だけがレッスンを提供できるシステムを構築しています。

こういった理由から採用率は低くなっているのですが、その代わりに効率的かつ適切な指導ができる優秀なフィリピン人講師が揃っています。

レアジョブ英会話では25分のレッスンを2回、無料で受講できるので、フィリピン人講師のレッスンを体験したい方はぜひチャレンジしてみてください。

公式サイト:https://www.rarejob.com/

3位:ネイティブキャンプ

フィリピン人_英会話_デメリット_ネイティブキャンプ

 

基本プラン/レッスン単価 5,950円/受講し放題(毎日)
講師の国籍 80カ国
講師数 約6,000人
予約 予約不要
受講時間 24時間(月曜2~5時を除く)
無料体験 7日間受講し放題

世界累計利用者数80万人を突破し、オンライン英会話アプリダウンロード数No.1も獲得しているネイティブキャンプは、毎日何回でもレッスンが受講できる「レッスン回数無制限」を導入し、最高のコスパを実現したオンライン英会話です。

ネイティブキャンプでは、アメリカやイギリスなどのネイティブスピーカーだけでなく、英語の運用能力が優れているフィリピンやセルビアなど120ヵ国以上の国籍の講師をそろえています。

受講し放題の「今すぐレッスン」では、空いている講師であれば国籍を問わず受講できるので、英語レベルや自分が受けたいテキストに合わせてネイティブ講師やフィリピン人講師を選べるのが魅力です。

ネイティブキャンプは、7日間の無料体験を行なっているので、フィリピン人講師をはじめいろいろな国籍の講師のレッスンでオンライン英会話の楽しさを体験してみましょう。

公式サイト:https://nativecamp.net/

オンライン英会話のフィリピン人講師まとめ

オンライン英会話では、ネイティブ講師のレッスン料を高く設定しているスクールが多いため、レッスンの質も高いというイメージがあるかもしれません。

しかし、フィリピン人講師はレッスン料が安いからレッスンの質も低いということではなく、逆に英語初心者の方にとっては分かりやすく丁寧に教えてくれるのでメリットの方が多いといえます。

筆者はフィリピン人講師のレッスンもネイティブ講師のレッスンも受講しましたが、理解しやすかったのはフィリピン人講師でした。

もちろん、綺麗で正しい発音の英語を学ぶという目的であればネイティブ講師がベストです。しかし、初めて英語を習う方や日常英会話を話せるようになりたい方は、教え方が上手なフィリピン人講師をおすすめします。