この記事では、DMM英会話の教材の一つ「デイリーニュース」について解説しています。
8,800以上もの教材があるDMM英会話ですが、その中でも英語の力を総合的に高められるのが「デイリーニュース」教材です。
レベル表示は「5〜10」。中級者から上級者までを対象とした内容です。様々なトピックを題材にするので、自分の未知の分野を鍛えられ、表現力が格段に広がります。
従って、「さらに力を伸ばしたい!」という人にオススメの教材です。
この記事の目次
「デイリーニュース」って?内容を大まかに解説
「デイリーニュース」教材を開くと、たくさんのニュース記事が並んでいます。それぞれの記事ごとにボキャブラリーや内容理解の質問が用意されています。
かなりの頻度で最新の記事が作成され、新しい教材が使えようになっています。ネタが豊富なため、ニュース選びに困ることはないはずです。
- ちょっと難しく思えますか?だったらレベルごとに記事を探せばオッケーです。
「ニュース記事ってムズカシイ・・・」とお考えの人も多いですよね。そんな時はレベルごとに記事を探せるようになっています。
「デイリーニュース」の内容を見てみよう!
「デイリーニュース」の内容は下の通りです!
1. ボキャブラリー
2. ニュース記事
3. 質問
4. 議論
5. 一歩踏み込んだ議論
ボキャブラリー
この後の「ニュース記事」に出てくる重要単語を確認します。単語の発音、例文での使い方が掲載されています。例文の下の に追加の例文があることもお忘れなく。
授業内では、「生徒が単語・例文を読む」→「講師が間違いを訂正」という流れで進むことが多いです。またこれが必要でない場合は、知らない部分だけ質問してもオッケーです。
ニュース記事
メインのニュース記事です。こちらはレベルに関わらず「生徒が記事を音読」→「講師が気になった点を修正」の流れが多いです。
一方的にこちらが音読するので少し不安になりますが、講師は間違いをピックアップしてくれているので安心して読み進めてください。
質問
先ほど読んだ記事の内容の質問です。ここでは記事の内容以外の質問はありません。答えを記事内から探して答えていけばオッケーです。
議論
記事の内容をベースに、自分の意見を述べていくセクションです。講師に質問されるので、それに沿って自分の考えを述べます。講師も意見を述べるので、それについて自分のコメントができると素晴らしいです。
いきなり質問されると困ってしまうかもしれないので、少し予習しておくといいかもです。
一歩踏み込んだ議論
さらに発展的な内容について議論していきます。正直、授業中はここまで進まないことも多いですが、記事の内容から話をできるだけ広げてみてください。
「デイリーニュース」の良さ。
ここからは個人的に思う「デイリーニュース」教材の良さをお伝えしたいと思います。結論から言うと、「中級以上の人はガンガン使うべき」です。
読解力を上げることで英語力全体を底上げする
「英会話力に読み・書きのスキルは必要ないでしょ?」→こんな風に思う人、ちょっと待った!
- 実は英会話力は4技能をバランスよく鍛える必要があります。
4技能とは「聞く・話す・読む・書く」のチカラのこと。
「英会話」は「聞く・話す」にフォーカスされがちですが、「読む・書く」のチカラも大切なんです。
「読む」ことは、英文そのものの構成・構造や語彙力に直結します。
「書く」ことは、英作文能力に直結します。アウトプットすることで語彙力が綴りレベルで確かなものとなります。
「聞く」ことは「読む」力を口頭ベースに置き換えたもの。「話す」ことは書くことを口頭ベースに置き換え、発音やアクセントといった要素を上乗せしたものです。つまり読み書きの学習を通じて土台が補強されます。
Weblioコラム『英会話の上達のカギは「読む・聞く・話す・書く」の総合的学習』より
こうした点を踏まえても、「デイリーニュース」で「読む」練習をすることは、非常に効果的なんです。
しかも文章を読んだ後に、その内容を踏まえて講師と会話する(「話す・聞く」の作業をする)ので、そうした技能同士を結びつけながら英語力を伸ばすことができるんです。
つまり、デイリーニュースで学習すると、「聞く・話す・読む」をバランスよく伸ばすことができる、ということです。(個人的に「書き」の要素は、授業後に文章を見ながら作文したりしてます)
背景知識がつくと、英語の理解力が高まる
たとえば日本語でも、「この文章、難しい内容で分かりづらいなあ・・・」ってことありますよね。
つまり、言語自体を理解できていても、話の背景がつかめないとイメージしにくいんですよね。もちろん、これは英語でも同じ。
- 書かれている内容をあらかじめ知っていれば、文章をサクッと理解できます。
「デイリーニュース」教材は「ニュース」をベースに作成されています。そのため、現在世界で起きている内容を英語で知ることができるため、時事に強くなります。
従って繰り返し練習すれば「この新聞の記事、背景知識を知ってるからスラスラ読める!」ということが増えてきますよ。
発音の矯正もできる
授業の進め方は講師・あなたのレベルによりますが、基本的には「文章を読んで講師が間違いを指摘する」というプロセスが入ります。
従って、発音の誤りを訂正することができるんです。
「普段発音をチェックしてもらえる機会なんてないよ!」という方がほとんどだと思うので、こうした機会は本当に貴重ですし、僕自身も助かっています。
「デイリーニュース」教材に予習は必要?
「デイリーニュース」のレッスンで重視したいのは「議論」です。個人の意見を述べなくてはならないため、ある程度自分の考えをまとめておくとスムーズです。
ですが必須ではありません。講師も予習していない前提でレッスンを進めるので、時間がない場合は無理して予習しなくても大丈夫です。
これからDMM英会話を受講する人へ
英会話中級レベル以上のみなさん。自分の言いたいことが伝わらなくてモヤモヤすること、まだありますよね。これはまだあなたの「守備範囲」が狭いから。ある程度力がついても、話したことのないトピックは表現するのが難しいです。
その点で、DMM英会話の「デイリーニュース」はあなたにとって馴染みのない分野も練習できるでので、話せる分野が広がります。そうすれば「話せなくてもどかしい・・・」という機会が減ってくるので、より流暢になるのは想像できますよね。
僕は何十社もオンライン英会話スクールを比較しましたが、ニュース教材を扱っているスクールは他にありませんでした。しかも最新ニュースが教材として高頻度でアップロードされているので、最新の時事英語に触れることができます。興味のある方は無料体験でレッスンを試せます。DMM英会話・無料体験ページからどうぞ。
「デイリーニュース」教材解説:まとめ
今回は、DMM英会話の教材「デイリーニュース」の内容を解説しました。
デイリーニュース教材は、他の教材と比べると内容は少し重いですが、英語力を伸ばすためには効果的な学習ができます。最初は厳しい人も、徐々に取り入れてみてくださいね。