英語勉強法 2021/7/27

英文法の勉強方法をTOEIC970点が解説!参考書は不要!?

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※この記事は英会話を勉強中の人向けに書いています。

英文法の勉強方法をTOEIC970点が解説!

TOEIC970点のjoshです。最近は「文法ってどうやって勉強しました?」と聞かれることが多いです。

個人的には、この質問をしている時点で「う〜ん」となってしまいます。

「文法は英語の基礎だから最初に勉強法を教えて欲しい」と思った人、間違いではないですけど日本の英語教育の影響をかなり受けています。

英文法の勉強方法に対する考え方が、根本的にズレている可能性が高いです。じゃあどうすればいいのか、ズバリ英文法の勉強方法は以下の通りです。

いきなり英文法を勉強しようとするのは間違い!

 文法を覚える→文を作る

 文を作る→文法を覚える

これが英文法を勉強する上での正しい順番です。筆者はこの勉強方法で実際にTOEICのスコアを600点以上伸ばしています。

「えー、そんなわけないじゃん!」と思った人、「文から覚えるってどういうこと!?」と思ってくれた人はとにかく下に読み進めてみてください。

筆者はこの方法でTOEIC330点から970点にアップしました。「文から文法を覚える」ことがどういうことなのか、3分くらいでザッとわかるように解説しています。

以下の英文を言えない場合は英文法の勉強はしない方がいい

まず手始めに、下の例文をサッと英語で言えますか?考えたり調べたらだめです。サッとですよ、サッと。

  1. 彼の飛行機は何時にパリに着く?
  2. 彼女は一人でそこに行かずに済んだ
  3. 父は先週からずっと忙しい。

3つともパッと英語で言えた方は次のステップに進んでも問題ありません。

答えは以下の通りです。

  1. What time is his flight going to arrive in Paris?
  2. She didn’t have to go there alone.
  3. My father has been busy since last week.

なんでこんな問題で皆さんを試したのか。それは、こんな簡単な文が言えないなら英文法の勉強をする段階じゃないし、英語を話せるわけないということです。

身も蓋もありませんが、これは皆さんを煽っているわけでも何でもなく、上記のような簡単な文さえサっと出てこないなら英文法を勉強したところで他の文を作ることもできません。

試験向けに抽象的な文を読解するだけなら話は別ですが、英会話(仕事でも旅行でも)をするなら上記のような文をサッと返せるようになることは必須です。

そしてそのためには英文を暗記してしまうのが一番効果的なんです。

まずは応用の効きそうな文を暗記していく

「え、暗記?特定の文を覚えたって他の状況に応用できないじゃ?」って思いますよね。

だからこそ、応用できる文を暗記するのが重要です。

英語の勉強を始めて最初の1年間でやったことでも紹介していますが、1文を暗記しただけでいくらでも応用が可能なんです

英文暗記の例

この画像のように、とにかく基本となる文は瞬発的に言えるように暗記しましょう。

そして状況に合わせて単語や語順を入れ替える、という作業をするわけです。

本当に文を応用しながらで話せるの?」と思う方もいると思うので、どんな利点があるのかもうちょっと深掘りしてみます。

英文暗記の効果

ずばりスピード、瞬発力が身に付きますので、会話をしている時にもパッと文が作れるようになります。

例えば日本語を話す時、文法なんて意識しないですよね。人との会話の中でそんなことしてたら置いてきぼりです。

そして、実際の会話でいちいち文法を意識していたら置いてきぼりになるのは、英語でも同じことが言えます。

英語は文法でなく文で話すものと意識する

当たり前のことですが、英語は「文で話す」ということを忘れていませんか?

あくまでも文ありきの文法です。文法の知識がいくらあっても文を覚えていなければ話せるようにはならないです。

文を暗記することで頭に英語の回路ができていく

覚えた文を組み立てる作業を繰り返していると、やがて頭の中に「英作文の回路」が出来上がってきます。

文法から話すんんじゃなく、覚えた文を自然とカスタマイズして話すことができるようになります。

これにより、実際に英語で会話をする場面でも瞬時に英語が組み立てられるようになります。

受験用のテキストを除いた様々なジャンルの文を暗記する

とりあえず文法のジャンルごとに満遍なく例文を暗記してしまうのがベストです。

基本的にどこから英文を取ってきてもオッケーですが、大学受験用のテキストはオススメできません。変な文が多いので。

しかし文法のジャンル満遍なく、となるとやっぱり個人では網羅できないことが多いです。そうなったら整理されている書籍に頼るしかないです。

英文法の暗記におすすめの参考書・問題集

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

この本は暗記用に「見開き左が日本文、右に英文」となっているので、英文の暗記にもってこいです。CD付きなので、音を聞いて英語を答える練習もできます。僕もこの本で何度も練習しました。

ちなみに買うと1,980円くらいするのですが、オンライン英会話の「DMM英会話」だと、月額6,480円を払うと教材として無料で使えたりします。

DMM英会話では有料教材含む10,000冊を超える教材が無料で使えるので、他の教材を含め月に3~4冊読むだけで月額の元が取れます。

それでいて毎日1回、外国人講師からレッスンを受けることもできるので、英文法の勉強で学んだ知識をアウトプットすることにより一気に英語力を伸ばせます。

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一億人の英文法

これも有名な本です。全くの初心者の人には少しハードルが高いかもしれませんが、こちらも英文法ごとに文が整理されているので良いと思います。

また、他の文法書にはあまりない図付きの解説はイメージに残りやすく、素晴らしいと思います。

とにかく応用できて、かつ正しい文(受験用の参考書の例文ではなく)を満遍なく暗記できるので、使っていると世界が変わります。というか筆者自身、世界が変わりました

英文法の勉強方法まとめ

大学受験とか日本の英語教育の弊害だと思いますが、とにかく日本人は体系的に文法を学んでから話したり文を読もうとしますよね。

人によってはこの方が効率がの良いケースもあるので間違いとは言いませんが、このやり方だと「文法を異常に意識してしまう→英語が話せない→自信喪失でモチベダウン」となるので、あまり良くないです。

そのため、文を暗記して文法はその後に覚えていった方が効率的ですし、なにより気持ちもラクです。

本気で英会話を楽しみたい人は、ぜひ今回紹介した英文法の勉強方法をお試しください。

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